2月10日の月曜日に「感性論哲学」の先生の講義を
聞かせていただく機会に恵まれました。
相当かみ砕いてお話しをしてくださったはずですが、
そもそも哲学を2時間くらいで理解することは私には
難易度が高すぎました😟
それでもいくつか心に引っかかる言葉がありました。
その一つが「愛」に対する定義。
「愛とは(対象となる相手に対して)どれだけ努力をするかである。
そしてその姿勢を(相手に)見せつけなくてはならない。」
だそうです。どう思われましたか?🤔
解かったような気もするけど、解からない様な。😟
「これ見よがしに見せつけるというのは自分の美学に反するな。」😤
と恐ろしく浅い考えをもっていた私はどうにも腑に落ちませんでした。
ところが昨日、野村監督の訃報に触れて理解が出来た気がします。
野村監督は選手としても監督としても偉大な功績を残された方です。
でも一番の功績はプロ野球を国民的スポーツにまで押し上げたこと
に尽力された事だと私は思います。
巨人、大鵬、目玉焼き。
これらが野村監督の現役時代、当時の「国民3大好きなもの」として
挙げられていました。(ちなみに大鵬は当時の大相撲の大横綱)
野村監督は南海ホークスという人気のなかったチームでプレーしてから、
(南海でも監督をしていますが)最下位争いをしているようなチーム
(ヤクルト、阪神、楽天)ばかりを監督として渡り歩いています。
監督室で注意すれば済むことをあえてマスコミを通して選手を批判してみたり、
ぼやきキャラを演じてバラエティー番組などにも出演して結果として
世間の関心を野村(=プロ野球)に導いています。
まさにプロ野球への愛、努力をし続け、その姿勢を世に
み・せ・つ・け・た のかもしれません。
野村監督!私もプロ野球は大好きです。
野村監督のご冥福を心よりお祈り申し上げます。