社会の習慣というのは時代と共に変化していきます。
その時代を生きている人々が必要ないと判断すれば
どんなに歴史のある習慣も徐々に廃れていくものです。
年賀状も、結婚式の仲人も、大規模なお葬式も中元、歳暮なども
減少傾向にあります。
それぞれ当初はとても意味のあったことだったのでしょうが
「面倒だな」「意味がないよね」「もしかして悪習?」
などと思う人が増えてきて今日の状態があるのではないでしょうか。
きっと良し悪しは別としてあまり余計に人間関係を深めたくないという
のが今の風潮なのでしょうね。
また日本人は変化を嫌う人種ですから、形だけが残っているものも
沢山あります。それが文化の域までいけばよいのですが、
そうでないこともままあります。
ハンコ社会もその一つ。
本人の自署よりハンコを求められる。
でもその印鑑は誰でもどこでも買える三文判で良かったりする。
仕方がないから外国の人はわざわざカタカナの印鑑を作ったりして
「ケビン」とか(笑
悪いことだらけのコロナ騒動ですがテレワークの普及に伴い
「ハンコってどこまで有効なの」「本当に必要?」という
誰もが感じていた素朴な疑問をあぶりだしてくれました。
そしてもう一つあぶりだしてくれたものがありました。
それは私達が選んだセンセイ方の志と能力。
こちらの問題は悩ましいですが、とても有効な解決策があります。
一人ひとりがよく考え、きちんと意思表示=投票をすることです。