連日新型コロナ関連の報道が絶えませんね。
どうしてもネガティブな内容が多くなりがちですが、
昨日素敵なニュースが報道されました。
「山梨県の女子中学1年生が手作りマスクを600枚県に寄付」
その女子中学生は高齢者がマスクを買い求めて何軒もの店をまわる姿を
目の当たりにしたことから、中学校の期末テストが終わったあとに
母親にアドバイスを受けながらマスクを作り始めたそうです。
600枚のマスクというと段ボール2箱にもなるそうです。
しかも材料費は幼いころから一度も使わずに貯めてきたお年玉
でまかなったそうです。
彼女だって新型コロナに感染する可能性はあります。
その点では私達となんら違いはありません。
それなのに本当に困っている人のことを考えて行動できる。
素敵な人ですね。
お金の価値のある使い方も教わりました。
一方で買い占めて転売して儲けようとしている人もいる。
こんな人は論外ですが、
「せめて自分と家族の分だけでもとりあえずキープしたい」
と開店前の店に並ぶ人も沢山いる。そもそも売り切れると
困ると思うから必要以上に買ってしまい品不足になったわけですが
そこは気持ちも理解できますし非難するつもりはありません。
でもこの事はみんなが冷静になれば解決できそうな気がします。
本当に困っている人のために行動を起こした女子中学生と
家族のために朝一で並んでいるお父さん、お母さん、
どちらが良いとか悪いという話ではないとは思いますが
自分は今何をすべきなのか。ふと考え込んでしまいました。
それにしても素敵なお嬢さんですね。
こんな方が幸せになれる世の中にしたいものです。