| もしも私があなたからお金を預かっていたとします。 |
| 「ごめ~ん。預かっていたお金。あと5年くらい待ってくれる? |
| 堅実に増やすって言ったけど当てが外れたから、少しリスクを取って |
| 投資に回してとりかえすからね!大丈夫!根拠なないけど。えっ、滞る理由?
それはね、意外と加入者が増えなかったの。まあ予想はしていたけど。 |
| それとここだけの話、保険料の集金をさぼっちゃって4割くらい集めてないの。 |
| あとはね。気を利かせてみんなのために別荘を買ったりして結構使っちゃたんだ。 |
| 約束の期日が迫っている人も他にたくさんいるから悪いけど生活に余裕のある人には |
| 少し我慢してもらっているんだよ。だから君もお願い。 |
| 今後の展望も見通しが暗いので自分でも努力してね!がんばれ~!」 |
| こんなこと私が言い出したらどうします? |
| 今、国民年金がこのような状態です。 |
| この制度が破綻するといわれ始めてもう何年が経過したのでしょうか。 |
| この間政府がしたことは「保険料の値上げ」「給付制限」「給付開始年齢の引き上げ」 |
| 「運用益を上げるため株式運用の拡大のための法改正」「国民への理解のお願い」 |
| こんなところでしょうか。 |
| そしてついに「年金だけで暮らせると思わないでね。」という開き直り。 |
| 私個人の意見ですが、もうこの制度は廃止すべきだと思います。 |
| 世代間扶助なんて考えではなく自身が納めた保険料の分だけ年金で支給と |
| なるように直ちに変更すべきです。 |
| すでに年金受給が開始している、もしくは受給年齢が近い方については |
| 自分の納めた年金の運用した分との差額は国が補填。 |
| そうすれば最小限の国民負担で今後の赤字拡大は防げるはずです。
しかし現実には政府があてにならないので一層の自助努力を国民は強いられると思います。 |
| 真面目に国民年金を納めてきた人が老後に不安を覚えてしまう、 |
| こんな制度で良いわけがないと思います。 |




